「それでも、相手を理解するということ」~誰かを理解し、上手に生きていくために必要なこと~


人生を心豊かに、美しく生きる!

Be-Jin代表の石川利江(みちえ)です。


さて今日は、「相手を理解する」こと。

誰かを理解するって難しいですよね。

こんな経験ありませんか?

お仕事でやりたい!と思うことがあって、企画して。

その企画を見て、賛同して集客にも協力すると言ってくれる人がいて、喜んでいたのに。。。


いざ本格的に活動開始するタイミングで確認したら、

予想もしない反応が返ってくるから、こちらも驚くしかない。


「一体、何があなたをそうさせているの?」

「この間から、何があったの?」


そして、こんなネガティブワードのシャワーにへこむのです。


「そもそも、相談なしで計画するな!」 

(イヤイヤ 私はあなたの部下じゃない・・・)

「こんなの無理でしょう」

(こんなのって、何?そう思う理由を説明して!)

「お客様が集まるわけがない!」

(だから、なぜそう思う?集めるために必要なことを考えようよ!)


否定的な言葉が次から次へと、その口から出てくる

取り付く島も無いって、こういうこと?


「なんだこの人!!!」

「この変わり身はなに?」

「本当に、一体、何があったの?」


久しぶりにそんな風に感じてしまった。


でも何となく察しはつく。

誰かに何か嫌なことを言われて、

その腹立たしさを、私に向けているのかも。。。


そんな風に思ってみても、やっぱり、がっかり。。。

でも仕方がない。

だって、仕事を共にする仲間だと勝手に思っていたのは「私」。

私がやりたい!と思ったことを、

共にやるのは「この人」ではなかっただけのこと。

私が、相手を間違えただけなのだ。


結局は、自分。


相手に何かを期待したり、相手をちゃんと理解できたと思っていたりすると、さらにネガティブスパイラルに入ってしまう。

そんな時は「自分」を中心に考えると後が早いのです。すべては自分。

何かが違っていたなら、自分を軌道修正するのです。

そして、もう一つ感じたことがあって。。。

実は、これは今本当に私がやりたいことではなかったということに気づけたこと。


何故ならば、相手から否定された時、

それでも、『どうしてもやりたい!』とは思わなかったから。。。


拒否されたことで、自分の本当の気持ちに気がつくことができた。

相手の反応ではじめて、あっ違っていたんだなと理解できたから、それはそれでよかったのかもしれない。

あのまま突っ走っていたら、どこかで行き詰ったり、失敗したりしていた可能性もあったかも。


きちんと自分自身で、本当にやりたいか覚悟が決まっていなかった。

もしかすると、相手もそんな雰囲気を感じていた?


相手を理解する、ということは難しい。

どんなに近しい人でも、やっぱり他人だから。

仕事がからむとなおさらだし、血縁がからんでも大変。


例えば義理の実家とのやりとりでも、

相手の反応に「えっ?」ということはよくあるんじゃないでしょうか。


また、長年の友で信じていたのに、そんな人にも

「えっ?それはないんじゃない…」なんて思ったこともありませんか?


さきほども書きましたが、相手から見えてくるのは「自分」なんです。


「全然聞いてなかったの?」

→自分も普段聞く耳をちゃんと持っているかな


「一緒にやるって言ったじゃない」

→相手に期待しすぎていない?逆に自分は、誰かの期待にちゃんと応えてる?


「あんなに深く話したのに、本音は違ってたってこと?」

→自分も本音を出してる?相手にきちんと伝わってる?


相手を理解することは、自分を理解すること!

すべては「自分」を中心に考えてみることで、がらりと変わってくる。


〇相手に期待しない

期待するなら自分に期待しよう。

期待と失望は、紙一重。下手に期待してしまうから、がっかりしてしまうことに。


〇相手に理解してもらおうと思うなら

まず自分を理解しよう。

→1人でもやれる?

 腹はちゃんとくくれてる?

 とことんやる覚悟ある?

 誰に何を言われても大丈夫?

 何かあったとしても、やっぱりやりぬきたい?


その上で、相手と話をしてみましょう。

こちらがしっかりとした思いを持っていれば、応えてくれる人がきっといるはず。


〇本音を見る

期待などのオブラートを外して、しっかり相手を見よう。

→任せとけ!なんて簡単に安請け合いしているけど、その人、行動が伴っている?

 しっかり見極めて!

 必ずうまくいくよって、口だけの応援じゃないかな。

 本当に興味があれば、あれこれ聞いてきたりするはず。


自分も本音を言えてる?

→こちらがふわふわしていたら、信頼関係は築けない。

 信頼は、まず聞く耳を持ってコミュニケーションを取ろうとすること。

 

そして普段から、相手に求められたら、

応えられるか自分でしっかり判断して誠実に対応する。

できないこと、気乗りしないことは、ちゃんと伝える。


そうすれば、こちらからお願いする時には相手も親身になってくれるもの。

自分を理解し、その上で相手を理解しようとすること。

それが「相手を理解する」ということなのかもしれません。


相手を通して見えているのは、自分なんです。

人を変えることは難しいけど、自分なら変わることができる。

自分が変わったら、まわりも変ってくる。


「なぜ私ばっかり?」

「自分が損じゃない?」


自分を見つめることは、自分が損になるのではなく、

まわりまわって、自分のためになるんです。


ほんの少しでもいい、できるところからでいい、早速はじめてみましょう♪


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